勝手に1周年企画/特別な対談 その3


■擬人化計画で変わったこと

ろい:撮影当日は、みなさんのリアクションも含めて凄く面白かったです。その後の食事をしながら「これって……」というおしゃべりも、なんだか終わってから見えて来るものがあった感じですよね。

小林:事前に何か見えていたわけでもないし、あの瞬間に全てが出来上がった感じかな。そして後から「そういえば……」と気付いて行く。

ろい:そうそう。面白いですよね。東山さん(@wuhlnouveau)が宣伝用に描いてくれた杏仁たんたちのイラストも、撮影をする前のイラストに比べるとちょっと大人になっていて「ちょっとろいさんに寄ってきた」っておっしゃっていました(笑)。東山さんの中でも何か変化が起きていたんでしょうね。作った人に影響を与えるなんて衝撃ですよ。

小林:小説や漫画がアニメ化するのと比べて、数枚しかなかったイラストがいきなり実写化したようなものだもんね。東山さんが受けたインパクトは大きかったろうな。

ろい:夏コミが終わった後に、東山さんが関係者のみなさんにイラスト色紙を描いて下さったじゃないですか。私には、まさかの杏仁たんの横顔を描いて下さったんですけど、じつは東山さんは私の横顔がイラストっぽくて好きなんですって。それで杏仁たんを横顔を描こうと思ってくれたらしくて。それも面白いなって。こういう影響というか関係も、あの撮影の日からなんですよね。

小林:そうだよね。

ろい:家族とも仕事相手とも友達とも違うんですよね。いや、友達なんですけど、なんか違うんです。小林さんともこんなにお話するようになるなんて。

小林:おっ。他の幸宴仲間には申し訳ないですが、ほんのちょっとアドバンテージをいただいたようで嬉しいです(笑)。

ろい:一緒に作ったという感覚を共有した仲間なのかな。不思議な感覚だなって。みなさん親身だし、対価がお金じゃないっていうのも大きいんですよね。

小林:そうか。仕事とは違ってお金が発生していないから。

ろい:大きいと思います。

小林:例えばモデルをしてくれた3人には衣装代とか色々自腹を切ってもらっているのに、誰も対価を得ていないというのはあるね。

ろい:そんな状況もあって、化学反応とかフィードバックとかあったのかなって。

小林:もちろん、同じ幸宴本に寄稿しているみなさんも対価を得ていないという部分では同じなんだけど、「擬人化」ページは独自の作り方になったからね。

ろい:ちょっと違うかもしれないけど、合唱コンクールに出た時のクラスみたいな。「賞は取れなかったけど良かったよね」「朝練頑張ったよな」(笑)。

小林:我々は部活じゃないから毎日練習していたわけじゃないけど(笑)。

ろい:そんな感じですよね。

小林:よくよく考えたら、撮影関係者を全員知っていたのは自分だけなのに、撮影を終えてそんな感覚を持てたというのは面白いよね。

ろい:面白いですよね。幸宴の地下(cafe&ber)で初めてお会いした時に、まさかこういうことになるとは思いもしませんでした。

小林:ゴメン。初めてあった時どんな話をしたのかさえ覚えていません(笑)。

ろい:私も名刺交換して「ああ、小林さんっていうんだ」程度です。

小林:流石に「奇麗な人だなぁ」と思ったことは覚えているけど(笑)。確か、看護師をしているけど声のお仕事をしているとか紹介されて……。それが良く飲み込めなかったから、どんな距離感で話をしたらいいのかも分からなかったんだよね。

ろい:ですよね(笑)。

小林:圭さん(@xxxkeixxx)はまさにツイッター上でしか知らなかったし、RiEさん(@RiEmame2)はとある飲み会でお会いしていたからちょっとだけ知っていたけど……。でも、まさかこんなことを一緒にするなんて。

ろい:人の縁って本当に面白いですよね。

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(その4へ続く)

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